児発　活動風景　　クッキング「ピザトースト」

子ども達が楽しみにしているクッキングを行いました。回を重ねる度に身支度等の手際が良くなり、その意味も理解して身支度を整えていこうとする姿が見られました。今回は“自分で作り食べる楽しさを味わう・トースター等の熱源の使用方法を知り、安全に使用する”ことをねらいとした“ピザトースト”作りです。年長児が片仮名で表記している材料の名称表をリードしながら読み上げていくと、真似をして口を動かし「ウインナー・ピーマン・ミニトマト…」と皆で読んでいきました。すると「え。ピーマン食べられない」と声が上がり次々に「私も嫌い。」「僕はトマトいらない。」と聞こえてきました。“ほんの少し、小さいピーマン・小さいトマトが食べられたらいいね”と言葉をかけて、食材を切る工程からスタートしました。支援者の話を聞き、動きを見ながらナイフを使って自分で食材を切っていきます。大好きなウインナーはダイナミックに大きく！苦手なピーマンは小さく小さく刻んで…！それぞれに工夫し、仕上げにチーズをたっぷりとのせて完成です。トースターを使用する際は、熱源に対する危険意識を高めるために“危険ライン＝赤い線”を引き知らせています。繰り返すごとに、「熱いからね。」「ここからは危ないね。」と意識する言葉が聞こえる様になりました。出来上がったピザトーストを一口食べて「おいしっ！」「見て！いきます！」とピーマンとミニトマトをパクリと口に入れると満面の笑みで美味しさと苦手な食材を食べられた嬉しさを表現していました。