児発 活動風景 手押し相撲
ルール遊びで、押したり引いたりの動きを通して相手とのかけ引きを行うことで、状況判断能力・バランス感覚・瞬発力・空間認知力などを高めることをめあてに「手押し相撲」を行いました。
手作りの軍配を見せると「それ何?」「あっ。お相撲でしょ?」とこれから何をするのだろう?と目を輝かせ期待いっぱいに支援者の手本を見つめ「やってみたい。」「する。する。」と意欲的な声が聞かれました。
①手と手を合わせて行う②身体は押さない③バランスを崩した方が負けの3つの約束事を決めて始まりました。
行司役の支援者の「見合って見合って。はっきょよい。のこった。」の合図で取組が開始されると力任せに両手をバンバンと押し続ける子、相手の出方を見極めて動く子、相手に押されてバランスを崩す子、足の指にギュッと力を込めて動かないぞと踏ん張る子など様々でした。1回目、2回目と回を重ねるごとに活気が出てきて、作戦を考えて取り組む子が増えてきました。その様子を見守り順番を待っている子ども達からも自然と「頑張れ。」と応援する声が聞こえてきました。活動を終えると「頑張る。」「また、したい。」とやる気満々で答えていました。今後も様々なルール遊びに取り組んでいきます。