児発 活動風景 見て!触って!味わって!
季節の果物について興味を持ち、五感を使って確かめることをねらいとして感覚遊びを行いました。今回は今が旬の“いちご”を題材とした活動です。
写真カードを使用していちごの成長をたどっていき「白い花だね。」「いちごはないね。」と不思議そうな表情の子どもたちに「この部分がふくらんで、、、」とことばをかけると興味津々で話に聞きいる姿が見られました。ふくらんだ部分が、花托(食べる部分)となることを伝え目の前に本物のいちごを用意すると、「美味しそう!」「いい匂い!」と大興奮で目を細めながら嬉しさを表現し、中には「早く食べたい!」と手を伸ばす子もいました。普段はパクリと口に入れてしまう“いちご”ですが、先ずはじっくりと観察をしていきます。色・形・手触り・匂いを確かめると、「でこぼこしてる。」「ツルツルしてる。やっぱりザラザラかな。」「りんごっぽい匂いがしてきた。」「本当だ。」等、観察から感じたことをことばで表現しながら、友だちと共感する姿も見られました。そして最後は、お待ちかね!味のチェックです。ウフフと笑って少しずつ大事に食べる子、待ってました!と勢い良くほおばり満足そうな表情の子。1人ひとりの個性が表れていました。
今後も、活動を通して『視・聴・嗅・触・味』の五感を刺激する経験を積み重ね、日常生活の様々なことに興味をもち自ら意欲的に学ぶことのできる力を育んでいきます。