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放デイ 活動風景「サイエンスDay」

7月31日、「サイエンスDay」と称して午前は鹿児島県立博物館、午後は鹿児島市立科学館へ行きました。

博物館では企画展の「くんくんかずんでん~におい図鑑~」を通して、日頃の活動ではなかなか体験できない嗅覚を使った感覚遊びを楽しみました。一番人気はムスクの匂い。「香水の匂い」や「お父さんの車の匂いがする」と例えて表現する子が多かったです。硫黄の臭いは「うぉっ」と鼻をつまむ子と「僕このにおい好きかも」と鼻を近づけてくんくんかずむ(嗅ぐ)子に分かれました。普段なかなかかずめない(嗅げない)果物の王様ドリアンやシュールストレミング(塩漬けニシンの缶詰)は、さすが「世界一臭い食べ物」の称号を得ているだけあって、かずんだ子みんな「うぇ~~~」と悲鳴。でも不思議なもので『臭い物』って何度もかずみたくなるもの。かずんでは、ムスクやバニラ、カレーの匂いでリフレッシュして、またかずんで…、ちょっとクセになっているようでした。「もう行くよ」と支援者が声をかけると最後はお気に入りの匂いをかずんで集合する子どもたち。その後は3D劇場で飛び出す昆虫を触ろうと手を伸ばす子どもたちのかわいい姿も見られました。

午後は科学館へ。以前も食事の為の部屋を確保してくださったり、バギーの子のために静養場所を提供してくれたりと、とても親切な施設で本当に感謝です。子どもたちは、常設展示の実験器具を不思議そうに触って遊んだり、宇宙劇場では飛び出してきそうなほどの恐竜の迫力に圧倒されたりと限られた時間を満喫しました。

一日を通して、視覚、嗅覚、触覚、聴覚など色々な感覚をフル稼働させて楽しむことができました。初めてのことが苦手な子もチャレンジする姿が見られるのが、子どもたちの「集団の力」のもつすばらしさです。今後もLINOでは「多様な活動を提供すること」で、子どもたちの成長へのステップにしていけたらと思います。