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活動風景 放デイ「LINO夏祭り」

ここ2,3年コロナ禍で行動が制限されている子どもたちに「夏休み、見通しを持って楽しく過ごしてもらいたい」との思いから、8月26日に放デイ夏祭りを計画しました。買い物体験を通して、店内でのマナーや支払いの方法を学ぶ目的で行いました。7月末のLINOサミットでやりたいことを決め、夏休み中の自由遊び、活動等で準備を進めてきました。

夏祭り当日、甚平を着て「こんにちわ~。楽しみ」とみんなワクワク登園。この日は職員がお店屋さん役です。ボール・金魚すくい、射的、ボール入れ、はし巻き、焼きそばの出店の中から、決められたお小遣い(玩具のお金)の範囲内で「全ての出店を一度は回る」の約束と、並んで順番を守ること、計画的に支払いをすること等の確認を行い、いざスタート。バランスよくいろいろな出店を回る子、すべてを回り終わるとお目当ての景品をたくさんゲットするためにお金を使う子、ゲーム性の高い出店で何度も挑戦する子等それぞれの個性が見られました。初めはポイを勢いよく水につけ破けてしまっていましたが、後半はおもちゃの金魚をポイのフチに当てながらそっと水面から引き上げ、たくさん掬うことができるようになった子や、ボール入れでは、ボールを前後左右力の調整を行い、直径20cm程の筒の中に狙って入れることができるようになった子等、楽しみながら力の調整力が鍛えられているようでした。終わってみると、持参したエコバッグに景品がいっぱい。笑顔もいっぱいの子どもたちでした。

自分たちが楽しんだ後は、翌日の児発の夏祭りの準備に一生懸命。今度は放デイの子どもたちが児発の幼児さんたちをもてなす番です。「どうしたら楽しく参加してくれるかな」「2個倒したら景品ゲットでいいんじゃない」等と自然と思いやり溢れる会話が生まれていました。翌日は、放デイ利用者がお店屋さんとして、大きな客引きの声と、優しい声掛けを上手に使い分けることができました。2日間のLINO夏祭り、大盛況のうちに終わることができました。