児発　活動風景　　梅シロップ作り

幼稚園の送迎に行くと、園庭に立つ梅の木にたわわに実った梅の実を指差し「いい匂いがするんだよ。」と笑顔で知らせてくれる子ども達がいました。
今回は、くすの木会でお祀りしている龍神様の祀り横の梅の木から、梅をいただき、子どもたちと一緒に「梅シロップ作り」を行いました。
活動室に、ほんのり甘い香りが漂うと、「何かいい匂いがするけど！」「ほんとだ！」と次々に興奮の声と表情が広がっていきます。支援者が梅の実の紹介をすると、「知ってる！幼稚園にもある！」と声があがりました。ざるいっぱいに入った梅の実を見て、身体を前のめりにして覗き込む子、目を閉じて思い切り香りを楽しむ子、と様々な姿が見られました。
手袋を付け、早速シロップ作りです。梅の実が潰れてしまわないように、そっと握って瓶の中に入れたり、初めて見る氷砂糖を不思議そうに眺めたりと一人ひとりが、五感を働かせて色々なことを感じていたようです。「美味しいジュースになあれ。」と魔法もかけましたよ。
梅シロップの完成を楽しみにしながら、瓶の中がどのようになっていくのか、子どもたちと一緒に観察していきます。