放デイ 活動風景「操り人形制作」
2月19日には、制作活動を通して、イメージした物を具現化する過程を通して認知能力の向上を図ることを目的に、「操り人形」を製作しました。道具の貸し借り時には、声を掛け合って道具を譲り合うよう事前に約束をし、活動に取り組みました。
製作に入る前に、支援者が操り人形を動かして見せると、「本当に歩いているみたい!」「動かすのが難しそう。」と興味深々に見入る様子が見られました。
また、きらきらとした目で出来上がり図を描いてから、活動に入る子どももいました。
材料は特に決められておらず、たくさんの廃材の中から自分好みの材料を必要な分だけ集めます。紙コップに、お菓子の箱、ラップの芯、個性豊かな操り人形ができそうです。出来上がり図を片手に真剣に悩む様子が見られました。
製作の途中では、小さな穴にたこ糸を通し、結ぶといった難しい作業がありましたが、皆真剣に取り組み、どうしても難しい時には助けを求める事ができていました。糸を結ぶ作業は、生活活動で取り組んだこともあり、「これは前にやったから自分でできそう!」と今までしてきた経験が活きる活動となりました。
最後には、皆の前で操り人形を披露し、誰が上手に歩かせられるかのコンテストを行いました。歩いている間に人形の足がもつれたり、足が長すぎることに気づいたりと笑いに溢れた活動となりました。
今後も様々な立体造形活動にチャレンジしていきます。